木が過密になり、下草が育ちにくくなった山は、雨水を受け止める力や土壌を支える力が弱まりやすくなります。間伐などの適切な森林整備を行うことで、山に光が入り、健全な森林環境を保ちやすくなります。森林整備は、土砂崩れや倒木などのリスクを完全になくすものではありませんが、災害に強い山づくりを進めるうえで重要な役割を担っています。
森林資源の循環について
森林資源の循環
私たちは、伐採や森林整備で発生した木材を、原木・丸太・薪・木材チップ・木質バイオマスとして有効活用しています。
木を伐って処分するのではなく、地域の資源として循環させることが、
山林の整備や木材活用の推進、次世代の森づくりへとつながっていきます。
森林整備が地域にもたらすこと
災害に強い
山づくり
住宅や道路への
被害を防ぐ
民家の裏山や道路沿いにある木が伸びすぎると、台風や大雨の際に倒木・枝折れ・落葉・日当たりの悪化など、暮らしに悪影響を与えることがあります。危険木や支障木を早めに確認し、必要に応じて伐採・剪定・整備を行うことで、住宅・道路・農地・施設周辺といった、身近な暮らしの安全確保につながります。
荒れた山を
管理しやすい
状態へ
近年は高齢化が進み、相続などで山の所有者の権利関係が適切に引き継がれず、管理が行き届かなくなってしまった山林が増えています。人が入らず放置された山は、竹や雑木が茂り、境界や状況の確認も難しくなります。そうした中で、森林整備をすることによって、山の状態を把握しやすくし、今後の管理・活用・売却相談につなげることができます。
地域の景観と
暮らしを守る
山は、地域の景観や暮らしと密接につながっています。里山や道路沿い、住宅地周辺の森林が整うことで、見通しや日当たりが改善されるだけでなく、農地が潤い、鳥獣被害も軽減し、地域の暮らし全体の印象も良くなります。森林整備は、山林所有者だけでなく、近隣住民や地域で暮らす人々にとっても有意義で、価値のある取り組みです。
木を
資源として
活かす
森林整備で発生した木材を、ただの廃棄物として処分するのではなく、原木・薪・木材チップ・木質バイオマスとして活用することで、地域資源として私たちの日々の暮らしに循環させることができます。伐って終わりではなく、活かして次につなげることが、持続可能な森林管理の大切な考え方です。
次の世代へ
森をつなぐ
今ある山を整えることは、未来の森をつくることでもあります。必要に応じて適切な植林・再造林・育林管理を行い、次の世代が安心して暮らせる地域環境をつくっていく。森林整備は、地域の未来を、当たり前にある日々の暮らしを支え続ける、インフラづくりの一つです。
私たちが行っている事業
林業・森林整備
山林の伐採・間伐・危険木処理・竹林整備などを通じて、荒れた山や管理が難しい森林を整えます。
山林の買取・相談
管理が難しくなった山林を買い取り、適切に管理、再造林することで次の森づくりに貢献しています。
木くずの受入・引取
建設現場や解体現場などで発生する木くずを受け入れ、引き取り・運搬・処理・再資源化につなげます。
木材販売・薪販売
森林整備で発生した木を、薪や原木、板材・角材などとして活用し、地域の暮らしや事業に還元しています。
木材チップ・木質バイオマス
受け入れた木材や伐採木を破砕・チップ化し、木質バイオマス資源として、地域内で持続的に活用しています。